#013|自分自身では「引き算」できないあなたへ。AIをあなたを最もよく知る『冷徹な他人』に変えるボット調教術。|beHUB

引き算
目次

はじめに:6月が始まり、私たちはまだ「足し算」の中にいる

6月に向かう5月の終わりに、私たちは「引き算の美学(コラム#012)」について考え、発信しました。

おかげさまで多くの反響をいただいています。

しかし、新しい月が始まった途端、私たちの目の前には再び「月初めのタスク」「今月の売上目標」といった、もっともらしい足し算(ノイズ)がバタバタと押し寄せているのではないでしょうか。

気づけば、効率化で浮かせたはずの時間を、また別の「他人のノウハウ」で埋めてしまっている。

「忙しい」という病理から抜け出すために、私たちは「引き算」をしなければならないと分かっている。 それなのに、なぜ私たちは自分自身のビジネスを引き算できないのでしょうか?

理由はシンプルです。

人間は、自分自身に対しては「盲目」であり、自分のこだわりを自分で捨てることは絶対にできないからです。

どれも大事に見えてしまう。だからこそ、私たちには「冷徹な他人の視点」が必要になります。

【実用】AIを「優等生な先生」から「冷徹な他人」へ変える設定術

現在の生成AIは、放っておくと本能的に「足し算」ばかりを提案してきます。

仕組みをシンプルにすればするほどデータとしての可能性が減るため、AIのアルゴリズムは手数を増やしようとするのです。

だからこそ、beHUB実験室(beHUBラボ)では、AIを「答えを教えてくれる先生」として扱いません。

あなたの「暗黙知」を徹底的に読み込ませ、あなたを世界で一番知っている『冷徹な他人(ボット)』として調教します。
つまり、これはAIにとっての表裏一体とも言えますね。

自分専用ボットを作る際、以下の3つのログをNotebookLMやAIに流し込みます。

  1. あなたの過去の生々しい失敗談と、そこから得た痛烈な教訓
  2. ビジネスにおいて「これだけは絶対に美しくないからやらない」という撤退基準
  3. あなたの内側から湧き出る、理屈を超えた「野生のカン(熱量の源泉)」

これを終えたボットに、あなたの「全部乗せ」の企画書を放り込み、こう問いかけるのです。

「この企画の中で、私の美意識に反している『虚飾(足し算)』はどれだ?冷徹に削ぎ落すべきリストを作れ」と。

【思想】効率化の先にある「聖域」を守るために

自分を熟知したボットという名の『他人』がいて初めて、私たちは自分のこだわりを客観的に引き算できるようになります。

AIに引き算をさせる

これは、明日にもAIが自ら学習して完成させてしまうかもしれないほどのスピードで進化しています。

しかし、その過渡期にある今、ボットを鏡(ミラー)にして自分の声を邪魔するノイズをそぎ落とすプロセスそのものに、ビジネスの本当の突破口があります。

効率化によって無理やり生み出した「余白」を、他人のノウハウという足し算で埋めるのは、ただの回り道です。

その空いた時間こそ、他人の正解を捨て、自分の本当の声を聴くための「聖域」にしなければなりません。

おわりに:優れた製品は、すべて引き算で出来ている

優れた工業製品やデザインが、作り手の「入れたいリスト」の誘惑を断ち切って作られているように。

あなたのビジネスも、AIという冷徹な他人を使って徹底的にそぎ落とした先にしか、唯一無二の「言霊(ブランド)」は宿りません。

あなたのビジネス、今月は何を引き算して輝かせますか?

その具体的なボットの調教作法は、いつでもbeHUBラボでお伝えしています。


リクエストの扉:5人集まれば、開演です

「面白そうだけど、いつ開催されるの?」
beHUBは受注生産型の遊び場です。
あなたが「開催リクエスト」を送り、同じ好奇心を持つ仲間が5人集まったとき、このアトラクションの扉が開きます。
リクエスト段階ではお支払いは発生しません。まずはあなたの「やりたい」を教えてください。

アトラクションを選ぶ:6つの扉から、あなたの好奇心に合うものを選んでください。

リクエストボタンを押す:お支払いはまだ発生しません。あなたの「やりたい」という意思表示です。

仲間を待つ、あるいは誘う:同じ想いを持つ仲間が5人集まった瞬間、開催が決定します。

目次